学会発表とは【玉井】
[2013年09月02日]
今年の学会シーズンは、暑い中終わりました。
例年は、11月頃まであるのですが、今年は何故に夏季に集中したのだろう?
昨日、私も今年の最後の発表を日本カウンセリング学会にてさせて頂きました。タイトルは、
失敗への対応から見る自己/他者理解
ー概念的理解の為の枠組みの提案ー
とさせていただきました。
しかし、学会にて私が臨床に取り組む中で大切だと感じてきたこと、気がついたことを共有する中で、私にとって学びが深かったことをうまく概念化し、参加頂いた先生方にお伝えすることの難しさを感じました。
私は失敗をよくする人間なので、「自戒のためか」とのコメントには、納得してしまいました。
恥ずかしいことばかりですが、ここで止まっては益々よろしくないと、様々な形で研鑽を続けていきたいと改めて考えております。
自分のことを見つめる作業は、一生かけても終わりませんね。
このところ、アメリカの精神科医のヤーロムの著書を乱読していて、共感することしきりで、自らの学びを問い直しています。
新学期に入り、様々な新しい出会い、状況にいる人も沢山いることと思います。
ご自愛ください。