正しい(と思い込む)ことの恐ろしさ 【玉井】
[2015年10月24日]
私たちは、様々なことを体験し、その度に私たちの心も何らかの体験をします。
それは、時にはとても感情が出るものでもあります。
感情は、暴走すると厄介で、苦しみが増大することも多いので、ちゃんとブレーキがあります。
「これ以上、怒っても仕方ないかな」
「今回は、…と考えよう」
「出来ることはここまでだよな」
などというものでもあり、そのブレーキは、多くは若い内に身につけます。
ただ、このブレーキをいともたやすく、利かないものにすることができるものがあります。
それが、「私は正しい」という自分を正当化する考えです。
どうやら、脳レベルでも、研究されているとか。
その立場立場で、正しいことは変わってしまいます。
そして、正しい、と思っていることに対しては、相手の話に耳を傾ける必要がなく感じてしまいがちです。
「私は正しい」と思っているとき、ちょっと注意して振り返ってみるのも良いかもしれませんね。
そして、その正しさを確認したい時に、そして違う視点を探してみようとする時に、客観的に誰かと振り返って見れても良いのかもしれませんね。