あがり症は、改善するのでしょうか
前職を体調不良で辞職し、現在就職活動中です。
もともとあがり症で、プレゼンテーションや面接など人前で話す場面になると、汗を大量にかき、自分でも何を話しているか分からなくなってしまいます。汗や挙動不審な様子から変に思われるのではないかと思うと余計に焦ってしまいます。
実際、採用面接では毎回うまく答えられることができず、20社連続の不採用となっています。何とかしたいと思っているのですが、こういったことは直るものでしょうか?
あがり症と緊張感には、密接な関係があります。
緊張感や不安といった感情は、コントロールしようと思えば思うほどできなくなっていくものです。とはいえ、コントロールしないことは怖いし・・・、という中でのバランスを探します。
また、自分がどのように見られているか、といった点における自己イメージも悪くなっていってしまいます。それらに対しても、バランスよく現実的な改善を目指します。
身体症状に対して、医療との連携にて改善する例もありますし、身体感覚との繋がりを確認する練習を通して、身体症状への過剰な反応を抑えていくことも、時に取り組んでもらいます。
採用面接についてなど、具体的なロールプレイなども実践的に行って練習を共に取り組む場合もあります。(金成伊沙子)