東京メンタルヘルス・カウンセリングセンターでは、
長い心理療法の実践の中で、多くの方が訴えてきたテーマのひとつである
「トラウマ」
をしっかりとケアする必要があると考え、
トラウマ・ケアセンターを立ち上げました。
過去のことのはずなのに、今、体験しているかのように感じられる苦しみ、
忘れたいのに、繰り返し頭の中を巡り続ける記憶、
穏やかに過ごしたいのに、過敏さばかり高まり、イライラしたり自分でコントロールできない感じになる、
人をそのように苦しめるトラウマ。
研究も、日進月歩で進み、アプローチも広がってきています。
私たちも、日々の実践を積み重ね、よりよい支援を届けたいと研鑽し続けております。
お悩みの方は、お問い合わせ、ご相談ください。
トラウマ・ケアセンター
https://mentalhealth.jp/company_page/place#anchor06
10年ほど営業の仕事をしていたのですが、4月に異動があり内部の管理部で働くこととなりました。今までと違った専門性が求められる部署のため、慣れない仕事に戸惑いついていけず、また忙しい部署のためギスギスした雰囲気で周りの人にはヘルプを求めることもできませんでした。だんだんと残業時間が増え、7月には休職することに。
1ヶ月ほど休職したのち、復職することになったのですが、会社の方針で元の部署に戻ることになり、とても不安です。このまま復職していいのでしょうか?それとも転職すべきでしょうか?
私は、母との関係が重くて学生時代から実家を出て一人暮らしをしていました。就職して今の主人と出会い結婚し、子どもが二人います。兄も家を出て今は外国で何か色々とやっているようで、あまり音信がありません。ずっと父母二人で暮していましたが、2年前に父が亡くなり最近になって母が倒れ入院したと連絡が入りました。
お見舞いに行く気にもなれず、退院して実家に関わることを思うと怖いです。父が亡くなってからは、いつかこんな日が来ることをとても恐れていました。退院してきた母の介護は勿論、会うことさえできそうもありません。実家のご近所や世間は、母親を見捨てる私をどう見るのでしょう。それを思っても身が縮みます。
恋愛も結婚も破たんしてしまったり、破たんしそうになることがあります。
そういう時にお互いに話し合えたり納得し合って忘れられたら気持ちがいいものです。つまりそれが「和解」です。しかし実際は、怖くて自分の気持を言い出させずに、隠してしまったり歪曲させてしまう場合も多いのです。その結果、お互いに誤解が生じたり、だまされたと思い込み、傷ついて抑うつ感に苛む人もいます。中には恨みの年からストーカー行為に走ったり、DVに及ぶこともあるのです。
私たちは、このような情況に身を置いたとき、どのようなコミュニケーションをとったらいいのか、教えられてきませんでした。そのため、とても後味の悪い思いをしたり、後悔して過去を引きずったりもします。「もう二度とごめんだ!」とか「面倒くさい」と防衛的になるものです。こんな状態が長く続くと、私たちは生きづらさを覚えたり、心身に不調を生じることがあります。
恋は人生に張りと潤いを与えてくれます。人によっては生きる原動力にもなっているはずです。一般に喜びを共有した相手に好意や親近感を持つものです。
しかし、なかなか思い通りにいかないのも男女の仲。好きという感情や思いや気持に温度差が生じ、すれ違ってしまう場合もあるのです。誰が一番好きなのかわからなくなってしまったり、ほんとうは好きなのに諦めざるを得なかったりします。意思疎通がはかれないことから、お互いに傷つけ合ったり結婚することに戸惑いを感じることもあります。
本当の恋愛相手や結婚相手が誰なのか、そして、それは実現するものなのか?そんなことを思い悩むことは誰にもあるものです。そんな時自分を冷静に見つめ、自己理解の援助をするのが東京メンタルヘルスで行っている、「恋愛力」カウンセリングです。
皆さんのなかに、恋愛によって傷ついたり、恋愛することにためらいを感じたり、諦めてしまったりする人はいませんか。また、自分に劣等感を持ち、自己嫌悪に陥っている人はいませんか。性格の不一致や性の不一致から「配偶者の選択を間違えた」と思って、後悔している人はいませんか。
小学校3年になる息子がお店でものを盗んで補導されました。幸い学校の先生も協力してくださり、また夫婦で丁寧にお詫びしたことで警察沙汰にはなりませんでした。ただ、これは今回に始まったことではなく、ここ数ヶ月で3度目のことです。さらに子どもに話を聞くと、お店の人に気づかれずに何度かものを盗んでしまっていることがわかりました。この息子の盗み癖は治るのでしょうか? それとも生まれつきのもので、息子は犯罪者になってしまうのでしょうか?
職場である女性のグループから誤解を受け、嫌われた。以来、自分の容姿についてバカにされたり、陰口をたたかれている。そのグループが気になり、職場で自分の目線がおかしくなったりする。外出もできなくなってきた。電車に乗ると異性の目が気になり、ドキドキして汗をかき苦しくなってくる。
目標を定め、それに向かって仕事を一生懸命にやる。そしてその目標を達成する。そうするとなぜかその後、自分はそれを壊したくなってしまう。
過去にあった事件のことが、いまだに思い出されて、頭が混乱していきます。
なんであんなやつのせいで、こんなに苦しみ続けないといけないんだ。
あの時、私が…としていれば、こんなことにはならなかったはずなんです。
トラウマは、苦しみが継続的なものとなってしまっている状態です。
母は自分がいい親だと思っています。たしかに世話はよくしてくれます。私の一挙手一投足に敏感に反応します。たとえばお茶などこぼした時にはサッとティッシュがでてきてあっという間に片づけてくれますし、私が何か探し物をしているようなそぶりを見せると「何か探し物?」必ず声をかけてくれます。
でも、もう私は大人です。ありがたいのですがほっといて欲しいのです。いつもいつも見張られているようで窮屈です。重たいです。