地球幸福度指数 【玉井】
[2014年10月20日]
ニック・マークスという学者が、地球幸福度指数ということを主張していることを知りました。
自分も、人も、地球も、幸せであるということはどういうことか、検討しているようです。
その中で、認知行動療法とう言葉も出てきており、少しびっくりしましたが、嬉しくもなりました。
さて、彼は数年前に政府を巻き込んで、「幸福度の向上につながる5つの行動とは何か?」 を解明するために大規模な調査をしたようです。そこでは、5つの行動が幸せにつながっているという結論が見出されたとのことです。
1:つながる 大切な人、愛する人と共に時間やエネルギーを使うこと
2:活動的である 外に出て、活動するとネガティブな状態から抜け出せますね(認知行動療法の行動活性化技法と同様ですね)
3: 注意を払う 様々な変化に敏感になること、注意深くなることです(認知行動療法の訓練について、ここでニックは同様であるとコメントしています)
4: 学び続ける 一生続けることです。知識を詰め込むのではなく、知的好奇心を高めるのです
5: 与える もらうのではなく、何かしらあげるという行為です
大変に興味深い研究ですし、有益なものが多いと感じています。
気がつくと、問題をなんとかするということに目が向きすぎるのですが、だからこそ、上のような視点も目を向けて行きたいと感じています。