自然と変化【玉井ブログ】
[2012年10月27日]
私たち人間は、時に様々なものにとらわれる。
その多くは、考えや感情、自分自身だ。
厄介な人だ、問題だ、という反論もあるかもしれない。
しかし、過去を振り返って、あの時は随分とあのことに囚われていたなぁといった、
思いを持つ人もいるのではないだろうか。まさに、私たちが自分に囚われていた証だ。
そして、自然はそのままにある。国破れて山河在り・・・などと言われるように。
私たちのこころもそのままに自然と共にある、はずだ・・・。
しかし、私たちはその状態を、簡単には手に入れられない。
何を通してその自然の感覚に触れられるのか、人により様々である。
かつて、私たちは様々な自然を敬い、あらゆるものに神性を感じてきた。
本当の苦難に耐えている人は、必ず変化が訪れることを信じて欲しい。
自然は、絶えず変化し続けている。同じものは一つもない。
終わりないかのように、長く感じるトンネルに、必ず終わりと新たな始まりがある。
多くの人が、そのことを真摯な取り組みを続ける中で示してくれた。
今の心を自然のあるがままに感じながら、それが変化していくことを感じていこう。
気がつくと、今、既に目指したゴールに立ち、先に向かって進もうとしている自分がいる。
このようなスタンスは、認知行動療法においては、マインドフルネスが新しい哲学と
アプローチを投げかけてくれている。