20代の女性Aさんがいつも大切にしているのは“思いやり”。
優しい笑顔で、ゆっくりとお話をしてくださいます。
同じ職場の先輩に幾度となく『あなたのやり方は間違っている』と批判されたり、冷たい視線を向けられたり・・・勤務中は常にその先輩を意識して、足音が聞こえるだけでも緊張感で身も心もこわばる毎日・・・帰宅すると食べる気力もなくベッドに倒れ込み、朝まで寝てしまうこともあるそうです。
しかし、中学生の頃からの夢だった幼稚園の先生という仕事です!!
絶対に辞めたくはありません。どうにかして続けられないかと、カウンセリングにいらっしゃいました。
自分はいつも気を遣って、子どもたちや他の職員の方々に笑顔で接しているのに、その先輩は自己中で、人に対しての思いやりがない。許せない。悲しい。
ご自分の思いや考えを話していくうちに『価値観』について考えるようになっていきました。Aさんはカウンセリングの中で、“思いやり”というものが自分にとって譲ることのできない大切な価値観であることに気づいたのです。
そして、この何よりも大切な“思いやり”という『価値観』を持ち合わせない先輩・・・
同じ職場で、どう接していけば良いのでしょうか・・・?
カウンセリングとは、行き詰った状況から少しずつ抜け出す術を探していく
作業です。ひとりでは見つけられない術を一緒に探しましょう。
これからの人生のために・・・お待ちしています。
※この事例はいくつかのケースを組み合わせてあります。