学会発表 【玉井】
[2014年07月20日]
私たちは主観的に、「今は晴れの気分」「あいつは晴れだね」「今はくもり」「あの時は雨だったな」というように、天気が気分を示すものとして使用することがある。
先日、日本産業衛生学会(5月)と日本産業精神保健学会(7月)にて、この天気マークがどの程度気分を示している可能性があるのかについて、研究した結果を報告させていただいた。
この研究の取り組みは、東京メンタルへルスが開発した労働者メンタルへルス支援システムの「メンタル天気予報・コンケア」(特許取得済)の中で使われているツールの検証という意味があり、重要なものではあった。
天気マークが気分を示す、という一般的にそれ程厳密ではない感覚を、厳密な研究対象として取組み、オープンに結果を示せたことは嬉しいが、改めて研究って「マニアックなもんだなぁ」と客観的に自分を振り返り、楽しく感じた。
どのようなことも、丁寧に、しかし目的と手段を間違わずに取り組みを続けることが大切だと感じている今日この頃です。