依存症(アディクション)と認知行動療法 【玉井】
[2015年04月04日]
日本嗜癖行動学会の学会誌、「アディクションと家族」の最新号に、
『認知行動療法のアディクション治療における対話技法を主とした効果の考察』
という拙著の論文が掲載された。
タイトルを改めて見直すと、混乱するが、内容はざっくりと
認知行動療法がどのようにアディクション治療に適用されているのか、
その効果についての簡単な報告、対話技法と実施の工夫について述べたものである。
私の現在のスーパーバイザーである、堀越勝先生から教わってきたことから、
発想をいただいたことが多くを占める。
専門誌とはいえ、時になかなかに面白い読み物となる雑誌である。
少しでもお役に立てれば幸いである。
とある報告で、専門誌にのる論文は、8名ほどに読まれるだろう、そのうちの一人は
親である、と言ったものを見たことがある。
あまりにもさびしいので、自ら紹介をしてみることとした。
ご了承あれ。