理不尽な出来事 【玉井】
[2015年06月01日]
このところ、地球が生きていることを実感するようなことが増えている気がする。
火山の爆発、地震と予期しても仕切れないものである。
地球の上にいる限り、そのリスクからは程度の差はあれ、逃れられない。
直接に被害を受けた場合には、それは大きな苦痛を生じることとなろう。
これは気をつけても完全には逃れられないが故に、理不尽な体験と感じる向きもあろう。
理不尽な出来事に直面した時に、そのことに自ら対処する一歩を始めるまで、時間がかかることもある。
そして、対処が始まった時には、ざっくりと二つの方向性に向けた動きとなる。
具体的に行動して対処していくこと、つまり何らか変えていけることに対して働きかけることがある。もう一つは、心の中で整理すること、つまり変えられないことをどのように受け止めるか、ということとなる。
日々の生活の中で、私自身も取り組むことがある。
誰にとっても、このような取組みが進み、少しでも心が和らげられる時間を持てるようになることを、そのために良い出会いに恵まれることを祈念する。