平成27年の大晦日、紅白を見ながら、春に出版予定の、認知行動療法の執筆をしていました。
懐かしい曲も、改めて聞いてじんわりとする曲もありました。
書かせてもらいながら、認知行動療法に限らず、心理療法の研究と実践を深めてきた諸先輩方の努力を、無にしないようにしなければならないという思いと、このような機会を形にできそうであることに、感謝を感じておりました。
2月頃からは、久しぶりに認知行動療法の講座も開催させて頂きます。
平成27年(2015年)の仕事の最終日に、「120%でやり過ぎだね。もう少し、エネルギーを無駄遣いしないようにできるとよいね」と、お世話になっている河野慶三先生から指摘をいただきました。
だからこそ、取組める臨床もあると実感しているのですが、認知行動療法でも大切にしているように、客観的な自己観察はさらに深めたいものです。
私自身は、基本的に感情の起伏がかなり激しい方なので、このような取り組みに助けられていることも多々あります。そして、その取り組みは、仕事を通してお会いする皆さんのお手伝いに繋がると実感しています。
平成27年(2015年)を終え、新しい年を迎えるということ、過去に学び、過去を手放し、先に進むということです。
皆様にとっての平成28年、様々なことがあると思います。問題が一切なくなるなんてことは、現実的ではなく、目指すところではありません。大変なことがあっても、なんとかなる、まいっか、と思えるように努力し、対応する力を育み、良い一年になりますことを、心より祈念しております。
私も、もう一歩、もう一歩、頑張らせていただきます。