ノーベル賞に想う 【玉井】
[2016年10月04日]
大隅良典先生、2016年ノーベル生理学・医学賞の受賞、おめでとうございます。
人のやらないこと、更には自分の関心のあることに集中され、結果を出されたこと、その結果が社会の役に立っている、ということの確認のような受賞ではなかったのかと思います。
大隅先生が、自分の興味のわくところを探して、そこを掘り進めると良い、とコメントされたこと、まさにそれが人の心の栄養になることなのだと、改めて認識しています。
人は、自分の心に光を当て、水を与えて温かく豊かに潤っているように、心を整えていくように努めることは、とても大切なことだと思います。
セルフケア、と聞くと難しく感じたり、抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、自分の関心のあることを追求する、というと、もう少し分かりやすいのかもしれないですね。
興味のわく活動を見つけること、そしてそれに取り組むこと自体、自分に対してのみならず、社会にとっても役に立つことに繋がることも多いのだと思います。
道を歩いていると、時には石にぶつかったり、穴があったりして、スムーズに進めないこともありますが、それでも歩みを続けていきたいですね。