今年も師走に入りました。もう少しで今年も終わりに近づいています。
学会シーズンも終わり、幾つかの発表をさせて頂きました。様々な意見ももらい、また考えをまとめる機会をいただけたことは幸いです。
11月には、マインドフルネス・フォーラムの3日間ワークショップにも参加させてもらいました。
アメリカで痛みの治療として、現代医療ではなんともならない患者さんたちへの援助として取り組み続けてきているカバットジンの来日に際して、近く学びをさせていただいたことは有益でした。基本は「愛」です。ただ、「愛」は愛着ではありませんし、慈悲の暖かさもそれを追い求める集中の厳しさと併せ持っていると思います。
私も例年同様、今月にマインドフルネスの1日WSを行ないます。また少し、成長出来ていると思います。
私たちは(いや、「私は」ですね)、沢山のことに囚われます。そして、その囚われによって本当に自分や人を追い詰めてしまいます。苦しいことがなくなるのではない、苦しいことを楽にしなければならないというのではない、ただ、本当に苦しい時にでも、苦しいことに囚われないでいられるようになるだろうか、そのためのひたすらの取組みです。過度の喜びや楽しみにも、囚われますね。
先日もある心理士の友人と、東北支援について議論をしました。私は、どこまで囚われなくなりうるのだろうか、これも継続の結果のみが知っているのでしょう。どうあらねばならない、ということではありませんので。
少し、抽象的な文が続きました。私は、どうも内面的な検討を好むようです。ただ、外的刺激のコントロール、スキル訓練等の有効性、行動の変化による内面の変化についても、理解が深まっているように感じています。
また、その辺り、(もう少し具体的に)書いていきたいとおもっております。