ひきこもりからの脱出 【グループも利用してみる】
かつて、色々なことがあって不登校になりました
その後、少しだけバイトをしようとしたこともありましたが、結局、ずっと家に引きこもったままになってしまいました。
何とかしたいんだけど、どうしてよいのかわかりません。
親も、困っているんだろうけど…。
怒りがコントロールできない
何度も、身近な人たちに迷惑をかけてしまった。
怒りを感じると、それに支配されてしまう。
政治家が「つよい憤りを感じる」なんてコメントしているけど、あれ、本当に怒っているの?って感じてしまう。怒っているなら、暴れてみろよって。
でも、暴れることは避けたい。
残念ながら、今はもう付き合えなくなった人もいる。
私の人生を、この怒りのせいで狭いものにしたくない。
自分が好きになれない
ずっと、自分のことが好きではありません。
人は、私がこんなこと考えているなんて知らないだろうけど、人と親しくなるのも、私としては表面的にしかなれず、本当の自分を出すことなんてありえないって感じてしまいます。
自分のことが好きでないのに、人のことを好きになんて・・・。
素敵な人たちはいるけれども、その人たちと私は違うんだと思います。
自分に対する感じ方って、変わるんでしょうか。
丁寧に生活を積み重ねる 【玉井コラム】
新年、明けましておめでとうございます
もう成人式も過ぎましたので、新しい年の中で、日常が始まっていることと思います
東京メンタルヘルスも私も、昨年同様、又はそれ以上に、皆様と社会のお役に立てるよう、
考え、感じ、学び、丁寧に生活を続けていきたいと取り組んでおります
喜怒哀楽どれも大切な感情として、どれがよい、どれが悪いと囚らわれすぎないように励んでいます
これがまた、なかなか難しいものです
楽しいことは、続いて欲しくて次のステップへの一歩への勇気がなえるし、
苦しいことは、ずっと続くと考えてしまい、いつの間にかその苦しみに囚われてしまう
丁寧に続けていきたいと考えています
皆さんのこの一年が幸多いものとなりますように
年末年始休業のお知らせ
年末年始休業のお知らせ
東京メンタルヘルスは、年末年始の期間、休業いたします。
<期間> 2014年12月28日(日)~2015年1月5日(月)まで。
1月6日(火)より通常営業とさせていただきます。
外傷後ストレス障害への認知処理療法に参加して 【玉井】
先日、表記の研修会に参加した。
私の専門の一分野と言って良いと思える、認知行動療法の流れの研修であった。
従来、多くのトラウマの話を聴かせていただいてきたが、とてもわかりやすく明確なアプローチです。
基本、いままでの認知行動療法と同様であるが、トラウマに囚われている状態がどのようなものであり、 それを解除する為の方針をより明確にしていっていると感じられる。
日々、私自身も改めて認知行動療法を学び、研修を受け、スーパービジョンを受け、 自分の取り組みを振り返り、少しずつですがよりしっかりと 悩みをもってこられる方への支援に取組みが出来ていると感じている。 そして、それを更に更に、師匠や先輩方と、仲間たちとしっかりと、地に足をつけてつないでいきたいと感じている。
地球幸福度指数 【玉井】
ニック・マークスという学者が、地球幸福度指数ということを主張していることを知りました。
自分も、人も、地球も、幸せであるということはどういうことか、検討しているようです。
その中で、認知行動療法とう言葉も出てきており、少しびっくりしましたが、嬉しくもなりました。
さて、彼は数年前に政府を巻き込んで、「幸福度の向上につながる5つの行動とは何か?」 を解明するために大規模な調査をしたようです。そこでは、5つの行動が幸せにつながっているという結論が見出されたとのことです。
1:つながる 大切な人、愛する人と共に時間やエネルギーを使うこと
2:活動的である 外に出て、活動するとネガティブな状態から抜け出せますね(認知行動療法の行動活性化技法と同様ですね)
3: 注意を払う 様々な変化に敏感になること、注意深くなることです(認知行動療法の訓練について、ここでニックは同様であるとコメントしています)
4: 学び続ける 一生続けることです。知識を詰め込むのではなく、知的好奇心を高めるのです
5: 与える もらうのではなく、何かしらあげるという行為です
大変に興味深い研究ですし、有益なものが多いと感じています。
気がつくと、問題をなんとかするということに目が向きすぎるのですが、だからこそ、上のような視点も目を向けて行きたいと感じています。
『感じのいい会話ができる、ちょっとした雑談術』がコンビニにて...
『話し下手でも大丈夫!感じのいい会話ができる、ちょっとした雑談術』がコンビニにて11月18日に発売されます。
意見が合わない…緊張してしどろもどろ…
初対面でも面白いことを言えなくても、この「ひと言」があれば、もう怖くない!
【販 売】コンビニエンスストア>
【価 格】880円+税
【著 者】武藤清栄
【発行所】株式会社PHP研究所
LGBT支援カウンセリング
ここ数年、セクシャルマイノリティの世界の中で自分の性の特異性を訴える人が増え、より性のあり方を細分化する傾向がみられるようになりました
20人に1人は何らかの性的マイノリティと言われています。
LGBTという言葉がその代表的であります。
L・・・レズビアン 女性同性愛者
G・・・ゲ イ 男性同性愛者
B・・・バイセクシャル 両性愛者
T・・・トランスジェンダー 性同一性障害
また、今まで性同一性障害のカテゴリー外でした、性分化疾患(インターセックス)やXジェンダー(性自認を問わない人)を含めて“性別違和”という概念になったのです。
また、性指向の分野でも
性的な恋愛感情や欲望をもたないAセクシャル(無性愛者)、全ての人を恋愛対象になるパンセクシャル(全性愛者)等もLGBTに含まれています。
性的マイノリティの人たちは、その特異性から周囲の理解を得られず、人との関係を閉ざしたり、自分を責めたり、傷つけたりして自己嫌悪に陥りやすい。孤独感から自らの意思で命を絶つ人も少なくありません。
当カウンセリングでは、当時の気持ちを受容し自己肯定感を高めながら、置かれている状況、考え方、将来的展望を尊重して、LGBTを治療ではなくライフスタイルをしてサポートしていきます。
DSM-5における「性別違和」の診断基準 (抜粋含む)
青年および成人の性別違和について、以下のように示されている。
A その人が体験し、または表出するジェンダーと指定されたジェンダーとの間の著しい不一致が少なくとも6か月、以下のうち2つ以上によって示される。
1.その人が体験し、または表出するジェンダーと、第一次および/または第二次性徴(または若年青年においては予想される第二次性徴)との間の著しい不一致。
2.その人が体験し、または表出するジェンダーとの間の著しい不一致のために、第一次および/または第二次性徴から解放されたい(または若年青年においては予想される第二次性徴の発達をくい止めたい)という強い欲求。
3.反対のジェンダーの第一次および/または第二次性徴を強く望む。
4.反対のジェンダー(または指定されたジェンダーとは異なる別のジェンダー)になりたいという強い欲求。
5.反対のジェンダー(または指定されたジェンダーとは異なる別のジェンダー)として扱われたい強い欲求。
6.反対のジェンダー(または指定されたジェンダーとは異なる別のジェンダー)に定型的な感情や反応を持っているという強い確信。
B その状態は臨床的に意味のある苦痛、または、社会、職業または他の重要な領域における機能の障害と関連している。
以上は、DSM-5の抜粋であるが、性的違和とは性別役割行動との単なる不調和とは異なり、強い欲求を抑えがたい衝動的苦痛として感じられるものである。