復職するのか、転職するのか 迷います
10年ほど営業の仕事をしていたのですが、4月に異動があり内部の管理部で働くこととなりました。今までと違った専門性が求められる部署のため、慣れない仕事に戸惑いついていけず、また忙しい部署のためギスギスした雰囲気で周りの人にはヘルプを求めることもできませんでした。だんだんと残業時間が増え、7月には休職することに。
1ヶ月ほど休職したのち、復職することになったのですが、会社の方針で元の部署に戻ることになり、とても不安です。このまま復職していいのでしょうか?それとも転職すべきでしょうか?
母親との関係に悩む
私は、母との関係が重くて学生時代から実家を出て一人暮らしをしていました。就職して今の主人と出会い結婚し、子どもが二人います。兄も家を出て今は外国で何か色々とやっているようで、あまり音信がありません。ずっと父母二人で暮していましたが、2年前に父が亡くなり最近になって母が倒れ入院したと連絡が入りました。
お見舞いに行く気にもなれず、退院して実家に関わることを思うと怖いです。父が亡くなってからは、いつかこんな日が来ることをとても恐れていました。退院してきた母の介護は勿論、会うことさえできそうもありません。実家のご近所や世間は、母親を見捨てる私をどう見るのでしょう。それを思っても身が縮みます。
大人の発達しょうがいとカウンセリング 【野中ブログ】
人と一緒にいるのは疲れる・・・でも、ひとりでいるのも寂しい・・・ わがままに聞こえるかも知れないけれど、これが本音だと語る大人がいます。
学生の頃は集団生活の苦手さや困難さを必死になんとかやりくりして、周りと比べて自分は他の人と違うなと感じながら生きてきたと話してくれます。
親は成長とともに“普通の子”になると信じてくれていました。 しかし・・・大人になっても本人の困り感は解消されず、社会的に自立しろと 投げ出されてもダメな自分を確信するばかりです。
例えば、上司に会議での資料説明を任されましたが、人前で話すことが苦手で今までに何回も失敗(想定外のことが起こると頭が真っ白になり、その後ひと言も言葉が出ない)を繰り返しているAさんは ☆『会議など人前で話すのは苦手なので遅くても1日前には言ってください』 と伝えました。もちろんこの言い方でもAさんの思いは伝わるでしょう。 しかし、カウンセリングでアサーティブな伝え方を知り、 ☆『私は会議でできる限りうまく説明したいと思っているので、前日にお話しいただけると心の準備と練習ができて助かります』と言えることができたらいかがでしょうか?
たくさんの過去の苦い経験がネガティブな自分をつくりだし、意識しない発言までも否定的な表現になり、コミュニケーションに支障を与えているかもしれません。自分や他人に対するゆがんだ感じ方や考え方に気づいてみる。それがどんな人間関係をつくりだしているか探ってみる。ここからスタートです。 カウンセリングでは診断をしたり具体的な対処法をアドバイスしたりするのではなく、上手くいかないことの繰り返しで自分が嫌いになってしまっている心をほぐし、上手くいかなかった人生に希望の光が見えてくるようサポートさせていただくのです。
診断が必要なら、医療へ。具体的な対処法が必要なら発達しょうがいの 専門機関や自助グループをお勧めいたします。
カウンセラー橋爪みゆきがTBS「News i」にコメントを寄...
6月24日のTBS News i、「公立の全小中高校にカウンセラー配置へ」というテーマにおいて、カウンセラー橋爪みゆきがコメントを寄せました。
PTSDとは
PTSDとは、日本語では心的外傷後ストレス障害と呼びますが、
すごく嫌なことや怖い体験をした後に、それから離れられないような
いくつかの症状が続き、苦しみが続く状態のことです。
①再体験 出来事が再び起こっているかのように行動したり、体験することです
②過覚醒 神経が過敏になり、感情がささくれ立ち、いつも警戒している状態が続いています
③回避 上の①②を体験しないようにしてしまう結果、日常の活動に支障が生じるほどに活動範囲が狭まったり、孤立してしまいます
これらは、怖いことの後の症状としては自然なものですが、自然な回復が妨げられているが故に、PTSDとなっているのであり、専門家の支援を求めることが大切です
理不尽な出来事 【玉井】
このところ、地球が生きていることを実感するようなことが増えている気がする。
火山の爆発、地震と予期しても仕切れないものである。
地球の上にいる限り、そのリスクからは程度の差はあれ、逃れられない。
直接に被害を受けた場合には、それは大きな苦痛を生じることとなろう。
これは気をつけても完全には逃れられないが故に、理不尽な体験と感じる向きもあろう。
理不尽な出来事に直面した時に、そのことに自ら対処する一歩を始めるまで、時間がかかることもある。
そして、対処が始まった時には、ざっくりと二つの方向性に向けた動きとなる。
具体的に行動して対処していくこと、つまり何らか変えていけることに対して働きかけることがある。もう一つは、心の中で整理すること、つまり変えられないことをどのように受け止めるか、ということとなる。
日々の生活の中で、私自身も取り組むことがある。
誰にとっても、このような取組みが進み、少しでも心が和らげられる時間を持てるようになることを、そのために良い出会いに恵まれることを祈念する。
映画『ビリギャル』を観て 【野中ブログ】
偏差値30の女子高校生が慶応大学に合格するというノンフィクション。
この金髪女子高校生の母親が娘を信じ、周囲の人たちにもひたすらいい子だと伝え続けます。夫婦関係が悪く、家の中はいつも不安定・・・子どもたちの安らぎの場とはほど遠いギスギスした状況です。
長年この家族はこうして生きてきました。しかし、子どもたちの様々な困った行動や挫折を目の当たりにし、父は父なりに母は母なりに“このままでは違う”と気づき、家族のあり方を考え始める姿がみられます。
心理学に家族システム論というものがありますが、これは家族をひとつのシステムとして捉え、夫婦・親子・きょうだいの関係性やコミュニケーションのとり方が相互に影響しあうとされています。 例えば、このシステムに不具合が生じるとバランスを安定させようと無意識のうちに子どもが不登校になり無言のメッセージ(家族が自分に注目することで同じ方向を見て欲しいなど)を送ってくれたりします。
ひとつの家族とはいえ代々受け継がれてきたものがあり、現状維持の傾向が強いのが現実です。しかしそんな中、家族がうまく機能するためにそれぞれが自己理解し、家族理解を深めることで前進し始めるのではないでしょうか? 決して今の家族が悪いわけでも間違っているわけでもない。少し家族を見つめる角度を変えたり多方面からみ見てみる・・・ カウンセリングで自己理解・家族理解をすることで、家族の中に現在ある、過去にあった苦しみをやわらげていけると確信しています。
ビリギャルでは家族の自己治癒力を魅せられました!!