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[2015年10月24日]

私たちは、様々なことを体験し、その度に私たちの心も何らかの体験をします。

それは、時にはとても感情が出るものでもあります。

感情は、暴走すると厄介で、苦しみが増大することも多いので、ちゃんとブレーキがあります。

「これ以上、怒っても仕方ないかな」

「今回は、…と考えよう」

「出来ることはここまでだよな」

などというものでもあり、そのブレーキは、多くは若い内に身につけます。

 

ただ、このブレーキをいともたやすく、利かないものにすることができるものがあります。

それが、「私は正しい」という自分を正当化する考えです。

どうやら、脳レベルでも、研究されているとか。

その立場立場で、正しいことは変わってしまいます。

そして、正しい、と思っていることに対しては、相手の話に耳を傾ける必要がなく感じてしまいがちです。

 

「私は正しい」と思っているとき、ちょっと注意して振り返ってみるのも良いかもしれませんね。

そして、その正しさを確認したい時に、そして違う視点を探してみようとする時に、客観的に誰かと振り返って見れても良いのかもしれませんね。

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[2015年10月16日]

コラムを続けることは、なかなか大変ですね

いくつか、この場所ではありませんが、mocosukuという情報発信のHPにも

コメントを寄せているものがありますので、そちらも見てもらえればと思います

 

さて、今回、とある方から「最近更新していませんよね・・・」という

コメントいただきまして、背中を押して頂いた気持ちで書かせていただきます。

ありがとうございました

 

このところ、グリーフについて勉強を進めています。その前に、論文で

心理相談は「わからないこと」を「わかろう」とする取組みなのではないか、

ということを書いていました。

 

まさに、どう解決するのかわからない、どう付き合えば良いのかわからない、

どうすればよいのかは分かるけど、どうすればそうなるのか分からない、

沢山の分からないこと、そのことで生じる苦しみや不安、

それを「わかる」のかもしれないし、「わからないけど、いいや」と思うのかもしれないですね。

 

悲しみと、怒りと、様々な感情と、いろいろな人と、更には自分と、

どのように付き合えば良いのか、どのように考えられると良いのか、

能動的に、取組みを続ける中で、受動的な理解が訪れるのを待つのかもしれない。

 

少し、まとまらないままに書いてしまいました。

また、書きます。

読んでいただいた方、ありがとう。

 

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[2015年07月21日]

 人と一緒にいるのは疲れる・・・でも、ひとりでいるのも寂しい・・・ わがままに聞こえるかも知れないけれど、これが本音だと語る大人がいます。

 学生の頃は集団生活の苦手さや困難さを必死になんとかやりくりして、周りと比べて自分は他の人と違うなと感じながら生きてきたと話してくれます。

 

 親は成長とともに“普通の子”になると信じてくれていました。  しかし・・・大人になっても本人の困り感は解消されず、社会的に自立しろと 投げ出されてもダメな自分を確信するばかりです。

 

 例えば、上司に会議での資料説明を任されましたが、人前で話すことが苦手で今までに何回も失敗(想定外のことが起こると頭が真っ白になり、その後ひと言も言葉が出ない)を繰り返しているAさんは ☆『会議など人前で話すのは苦手なので遅くても1日前には言ってください』 と伝えました。もちろんこの言い方でもAさんの思いは伝わるでしょう。 しかし、カウンセリングでアサーティブな伝え方を知り、 ☆『私は会議でできる限りうまく説明したいと思っているので、前日にお話しいただけると心の準備と練習ができて助かります』と言えることができたらいかがでしょうか?

 

たくさんの過去の苦い経験がネガティブな自分をつくりだし、意識しない発言までも否定的な表現になり、コミュニケーションに支障を与えているかもしれません。自分や他人に対するゆがんだ感じ方や考え方に気づいてみる。それがどんな人間関係をつくりだしているか探ってみる。ここからスタートです。 カウンセリングでは診断をしたり具体的な対処法をアドバイスしたりするのではなく、上手くいかないことの繰り返しで自分が嫌いになってしまっている心をほぐし、上手くいかなかった人生に希望の光が見えてくるようサポートさせていただくのです。

 

 診断が必要なら、医療へ。具体的な対処法が必要なら発達しょうがいの 専門機関や自助グループをお勧めいたします。

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[2015年06月01日]

このところ、地球が生きていることを実感するようなことが増えている気がする。

火山の爆発、地震と予期しても仕切れないものである。

地球の上にいる限り、そのリスクからは程度の差はあれ、逃れられない。

 

直接に被害を受けた場合には、それは大きな苦痛を生じることとなろう。

これは気をつけても完全には逃れられないが故に、理不尽な体験と感じる向きもあろう。

 

理不尽な出来事に直面した時に、そのことに自ら対処する一歩を始めるまで、時間がかかることもある。

そして、対処が始まった時には、ざっくりと二つの方向性に向けた動きとなる。

具体的に行動して対処していくこと、つまり何らか変えていけることに対して働きかけることがある。もう一つは、心の中で整理すること、つまり変えられないことをどのように受け止めるか、ということとなる。

 

日々の生活の中で、私自身も取り組むことがある。

誰にとっても、このような取組みが進み、少しでも心が和らげられる時間を持てるようになることを、そのために良い出会いに恵まれることを祈念する。

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[2015年06月01日]

偏差値30の女子高校生が慶応大学に合格するというノンフィクション。

この金髪女子高校生の母親が娘を信じ、周囲の人たちにもひたすらいい子だと伝え続けます。夫婦関係が悪く、家の中はいつも不安定・・・子どもたちの安らぎの場とはほど遠いギスギスした状況です。

 

長年この家族はこうして生きてきました。しかし、子どもたちの様々な困った行動や挫折を目の当たりにし、父は父なりに母は母なりに“このままでは違う”と気づき、家族のあり方を考え始める姿がみられます。

 

心理学に家族システム論というものがありますが、これは家族をひとつのシステムとして捉え、夫婦・親子・きょうだいの関係性やコミュニケーションのとり方が相互に影響しあうとされています。 例えば、このシステムに不具合が生じるとバランスを安定させようと無意識のうちに子どもが不登校になり無言のメッセージ(家族が自分に注目することで同じ方向を見て欲しいなど)を送ってくれたりします。

 

ひとつの家族とはいえ代々受け継がれてきたものがあり、現状維持の傾向が強いのが現実です。しかしそんな中、家族がうまく機能するためにそれぞれが自己理解し、家族理解を深めることで前進し始めるのではないでしょうか? 決して今の家族が悪いわけでも間違っているわけでもない。少し家族を見つめる角度を変えたり多方面からみ見てみる・・・ カウンセリングで自己理解・家族理解をすることで、家族の中に現在ある、過去にあった苦しみをやわらげていけると確信しています。

 

            ビリギャルでは家族の自己治癒力を魅せられました!!

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[2015年04月04日]

日本嗜癖行動学会の学会誌、「アディクションと家族」の最新号に、

『認知行動療法のアディクション治療における対話技法を主とした効果の考察』

という拙著の論文が掲載された。

 

タイトルを改めて見直すと、混乱するが、内容はざっくりと

認知行動療法がどのようにアディクション治療に適用されているのか、

その効果についての簡単な報告、対話技法と実施の工夫について述べたものである。

 

私の現在のスーパーバイザーである、堀越勝先生から教わってきたことから、

発想をいただいたことが多くを占める。

 

専門誌とはいえ、時になかなかに面白い読み物となる雑誌である。

少しでもお役に立てれば幸いである。

 

とある報告で、専門誌にのる論文は、8名ほどに読まれるだろう、そのうちの一人は

親である、と言ったものを見たことがある。

あまりにもさびしいので、自ら紹介をしてみることとした。

ご了承あれ。

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[2015年03月16日]

知的に能力が高く、知的訓練を十分に体験している方への支援を担当することがある。

もちろん、知的に高いからどうだ、という事があるわけではない。

 

その方々とお会いしていると、個別には様々だが、一定の特徴があるようにも思われる。

その人たちが受けてきた訓練は、その場で問題を処理していく能力と比例しなくもないなぁと感じることがある。それ自体、とても大切な、また高度なスキルであることは言うまでもない。

問題処理の場面において、煮詰まっても解決の糸口が出ない時に、一息入れてクールダウンしようよ、ということは良いアイデアだと思う。

ただ、この人たちは、一息入れることを「逃げる」ことと捉えてしまうのか、四つに組んでガチンコで話を詰めていこうとして、結果として力業に頼っているかのように見えることもある。いや、「逃げる」のではなく、そのガチンコの中で厳しくやりあうことの中に、楽しみを見出している人すらいるのだろうか、などとも想像してしまう。そこで、その厳しい中で正気を保っていられるか、が勝負なのかもしれない。

 

一息入れながらでも、ちゃんと進めるよ、と思うこの頃である。

これも、私の一専門領域である、認知行動療法で教わったこと。

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[2015年02月20日]

自分はどんな人だと思いますか? 自分に抱くイメージは一つではないと思います。 しかし、時に「私は○○な人」「自分は○○だ」と 自分にレッテルを貼ってしまうことがあります。 レッテルは自分の行動や考えの『枠組み』の役割をします。

レッテルを意識して行動を知らず知らず制限してしまったり 「どうせ私は○○だし」と上手くいく可能性もあるのに、諦めの気持ちになったり…。

 

これはレッテルに合ったものしか受け入れない、 自分の周りで起こる色々なことをレッテルの枠組みの中で解釈をしようとするのです。

 

「自分は我慢強い人」というレッテルを貼っていると 弱音を吐く自分は受け入れられず、我慢強いエピソードのみが受け入れられます。 それによりさらに「我慢強い人」というレッテルが強化されます。 我慢強い自分でなければならないので、 絶えず、文句も言わず忍耐強くなければならないのです。 これくらいのことで根を上げるわけにはいかず、 しだいに強化されてしまい、良い結果は生まれません。

しかしレッテルを貼る事でそれ自身が原動力になることもあります。 『私は我慢強い』からこそ「なにくそ!」と頑張れるのも、 また自分はこういう者だという確たる枠組みを持つことで 『安心感』が得られることも事実です。

 

人は「○○な人」と一つに決められるほど単純ではありません。 様々な自分や相反する考えを持っていてもいいのです。 カウンセリングで『どんな枠組みを持っているのか』 それによって『どう苦しくなっているのか』 『枠組みによって助けられていることは何か』 そしてそれに『相反する考えは何なのか』 客観的に自分を見ていきます。 「我慢強い私」だけど、時々根を上げることを許していけるように また、自分の限界を知り上手に舵取りができるよう 一緒に考えていきましょう。

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[2015年02月03日]

既に前のことと感じる人も多いであろうが、『黒子のバスケ』事件について、その後に犯人が書いたコメントを少し前に改めてじっくりと読んだので、その感想を共有してみたい。

雑誌『創』の編集長がその全文を紹介しているが、かなり長いものであった。

犯人が自分が何故事件を起こしたのか、その心的風景はかなり詳細に説明されている。

その用語は独自のものであるが、その解説までされており、内容としても論理的に破綻していなかった。(私が言うのもおこがましいのだが…)

私が普段会う方々の感想も、とてもわかる、というものが多かった。

 

できれば、一人でも多くの人が、何かしらと(人や何か)心が触れ合い癒される体験が少しでも持てることを祈り、それが生きる支えとなることを祈念し、私も大きな事はできないが、目の前の出来ることに出来る限り取り組みたい。

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[2015年01月13日]

新年、明けましておめでとうございます

 

もう成人式も過ぎましたので、新しい年の中で、日常が始まっていることと思います

東京メンタルヘルスも私も、昨年同様、又はそれ以上に、皆様と社会のお役に立てるよう、

考え、感じ、学び、丁寧に生活を続けていきたいと取り組んでおります

 

喜怒哀楽どれも大切な感情として、どれがよい、どれが悪いと囚らわれすぎないように励んでいます

これがまた、なかなか難しいものです

 

楽しいことは、続いて欲しくて次のステップへの一歩への勇気がなえるし、

苦しいことは、ずっと続くと考えてしまい、いつの間にかその苦しみに囚われてしまう

 

丁寧に続けていきたいと考えています

 

皆さんのこの一年が幸多いものとなりますように

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